7日、中京競馬場で行われた
京都新聞杯(3歳・GII・芝2200m)は、中団の内でレースを進めた
岩田望来騎手騎乗の8番人気
アスクワイルドモア(牡3、栗東・
藤原英昭厩舎)が、直線で外に出されて脚を伸ばし、先に抜け出した7番人気
ヴェローナシチー(牡3、栗東・
佐々木晶三厩舎)をゴール前で差し切り、1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分09秒5(良)。
京都新聞杯終了時点、今年の
JRA3歳重賞(全20戦)で、単勝人気順別の勝利数は下記のとおり。
1番人気 2勝
2番人気 5勝
3番人気 3勝
4番人気 3勝
5番人気 4勝
6-8番人気 1勝ずつ
9番人気以下 0勝
8番人気以下は今回の
アスクワイルドモアが初勝利。2-5番人気で15勝を占める一方、1番人気は
チューリップ賞の
ナミュールと、
アーリントンCの
ダノンスコーピオンのわずか2勝。
桜花賞は単勝14.5倍の7番人気
スターズオンアース、
皐月賞は9.1倍の5番人気
ジオグリフが制するなど、極端な波乱とまではいかないものの、一筋縄でいかない結果が続いている。
8日には3歳マイル王決定戦・
NHKマイルカップが行われるが、また伏兵が戴冠を迎えるか、それともこの辺りで順当な結果が出現するか。この先の
オークス・
日本ダービーまで含め、予想に頭を悩ませる日々が続きそうだ。