東京11Rの
プリンシパルステークス(3歳オープン・リステッド・芝2000m)は6番人気
セイウンハーデス(
幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分59秒0(良)。半馬身差の2着に9番人気
キングズパレス、さらにアタマ差の3着に14番人気
マイネルクリソーラが入った。
セイウンハーデスは栗東・
橋口慎介厩舎の3歳牡馬で、父
シルバーステート、
母ハイノリッジ(母の
父マンハッタンカフェ)。通算成績は5戦2勝。
レース後のコメント
1着
セイウンハーデス(
幸英明騎手)
「ゴール前は内と外から来られて必死に追っていました。スタートが速くて、2、3番手に行ってしまうかと思いましたが、3コーナーでうまく前へ壁を作ることが出来ました。初めての輸送でしたが馬は落ち着いていて、パドックから返し馬まで問題なかったです。折り合いもつく馬なので、距離は延びても大丈夫だと思います。怖がりな馬なので周りを気にしていましたが、競馬がどんどん上手になって今日は力を出し切ってくれました。まだ底を見せていないのでこの先も楽しみです」
(
橋口慎介調教師)
「まだ子供っぽい馬で、向正面でも直線でも他の馬を気にしてフラフラと走っていました。ただ大分我慢も効くようになってきて、精神的な成長を感じます。馬具も色々試して来て、調教で効果のあった
シャドーロールを着けて行きました。まだ物見をして走っているぐらいで、長い距離の方が良いと思いますし2400mはレースがしやすくなると思います。初めてダービーに出走させることになって楽しみです」
2着
キングズパレス(
松岡正海騎手)
「完成度的にまだ低い中で、これだけ走ってくれました。能力が高くて前向きさも出てきました。距離が延びる分には良いと思います」
3着
マイネルクリソーラ(
柴田大知騎手)
「頑張りました。一回使われて落ち着きがあって
リラックスして走れました。今回は我慢が出来ていました。競馬を覚えて来ていますし、今後も楽しみです。力があります」
4着
ドーブネ(
武豊騎手)
「ある程度ポジションを取ってから折り合いをつけました。感じも悪くなかったですが、思ったほどスパッと切れませんでした」
5着
グランディア(
戸崎圭太騎手)
「折り合いは気になっていましたが、我慢出来てリズム良く走れました。全体的にまだ体が緩いところがあって、追い出してからバネはありますが、上に飛んでしまうような感じになってしまいました。さらにしっかりしてくれば良いですね。良い素質はあります」
7着
セレシオン(
和田竜二騎手)
「行き脚がつかないのできつかったです。内に入り込めず外を回らされてしまいました。ブリンカーは効いていて、もたれる面はマシになっていました」
ラジオNIKKEI