GI馬5頭を筆頭に好メンバーが集結した。古馬牝馬の頂点に輝くのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/15(日)
ヴィクトリアマイル(4歳上・牝・GI・東京芝1600m)
デアリングタクト(牝5、栗東・
杉山晴紀厩舎)は史上初の無敗牝馬三冠馬。昨年4月のクイーンエリザベス2世C(香G1)・3着後に故障が判明して長期休養を余儀なくされ、今回は約1年ぶりの実戦となる。いきなりの好メンバー相手で容易にはいかないだろうが、調整は着々と進んでいるだけに楽しみな復帰戦となる。鞍上は
松山弘平騎手。
ソダシ(牝4、栗東・
須貝尚介厩舎)は20年の阪神JF、昨年の
桜花賞でGI・2勝を挙げている白毛馬で、前走は
フェブラリーSに挑戦して3着と好走した。今回は牝馬限定戦で、かつ過去に3戦3勝の芝マイルと条件は好転。年長の実績馬らを撃破してGI・3勝目なるか。鞍上は
吉田隼人騎手。
レイパパレ(牝5、栗東・
高野友和厩舎)は昨年の
大阪杯を制すなどオープン入り後は中距離路線を歩んできたが、今回距離短縮して初めてマイル重賞に挑む。オープン入り前は1600〜1800mで4連勝しており、距離自体は守備範囲だろう。新味を見せる走りでGI・2勝目に期待したい。鞍上は
川田将雅騎手。
その他、前走ではサウジアラビアの1351ターフス
プリント(G3)を制した
ソングライン(牝4、美浦・
林徹厩舎)、GI・1勝、2着5回の実績がある
レシステンシア(牝5、栗東・
松下武士厩舎)、
東京新聞杯2着以来となる
ファインルージュ(牝4、美浦・
木村哲也厩舎)、
阪神牝馬Sで巻き返して2着の
アンドヴァラナウト(牝4、栗東・
池添学厩舎)、昨年の
エリザベス女王杯覇者
アカイイト(牝5、栗東・
中竹和也厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。