前走
皐月賞は1番人気に支持されるも3着に終わった
ドウデュース(栗東・
友道康夫厩舎)。前走後も在厩したまま調整を続けており、今朝11日は次走予定の
日本ダービー(5月29日・東京芝2400m)へ向けた2週前追い切りを行っている。
馬の少なくなったCWで
ヒャッカリョウランを追走。もともと折り合いに苦労するタイプではないが、今朝も道中の走りは実にスムーズ。この馬らしく、
リラックスした走りで向正面を駆け抜けていく。
最後の直線は内から並びかけていくが、その姿勢もいつも通り、重心の低いもの。ラスト1Fで前に並ぶか少し前に出ると、その勢いのまま、2頭がほぼ並列でゴールへと入っていった。
時計は6F82.6〜5F67.7〜4F53.0〜3F37.8〜2F23.6〜1F12.0秒。先週のラスト1F11.2秒に比べると、少し地味なラップにはなったが、2週前追い切りというスケジュールを考慮すれば、これで十分。順調に追い切りを消化しているということが、大一番に向けて強調できる部分であることは間違いないだろう。
(取材・文:井内利彰)