GI馬5頭が集結する激闘となった
ヴィクトリアマイルが終了し、来週は牝馬三冠路線の2戦目、
オークス(3歳牝・GI・芝2400m)が行われる。大接戦となった牝馬三冠路線の初戦・
桜花賞を制した
スターズオンアース(牝3、美浦・
高柳瑞樹厩舎)が二冠獲りを狙う。
スターズオンアースは父
ドゥラメンテ、
母サザンスターズ、母の
父Smart Strike。二代母は仏
オークスなどG1を6勝した名牝
スタセリタで、叔母には2016年の阪神JFと2017年の
オークスを制した
ソウルスターリングがいる血統。
昨年8月に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、2戦目の未勝利戦で勝ち上がった。翌年の
フェアリーS(GIII)、
クイーンC(GIII)でいずれも2着と惜敗が続いたが、迎えた牝馬第一冠・
桜花賞(GI)では、最終直線で馬群の狭いところを割って抜け出し、2着馬
ウォーターナビレラを差し切り、見事に雪辱を果たした。通算成績は6戦2勝。
オークスには現在21頭が登録中。発走時刻は15時40分。枠順の確定は19日(木)の14時ごろを予定されている。世代の女王の称号を手にするのはいったいどの馬か。要注目である。