5月29日に東京競馬場で行われる
日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。デビュー2連勝で出世レース・
共同通信杯(GIII)を勝利した
ダノンベルーガ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)が、
皐月賞4着からの巻き返しを狙う。
ダノンベルーガは
父ハーツクライ、
母コーステッド、母の父
Tizwayという血統。母は2016年のBCジュヴェ
ナイルフィリーズターフ(米G1)2着の実績を持っている。
昨年11月に東京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。5番手追走から差し切り新馬勝ちをおさめると、2走目となった今年2月の
共同通信杯では、後の
皐月賞馬
ジオグリフ、
スプリングS覇者
ビーアストニッシドらを上がり最速の末脚で差しきり、わずかキャリア2戦で重賞制覇を果たした。
初の右回りコース挑戦となった
皐月賞では、最内枠からのインコースの5番手追走。直線でも差し脚は鈍らず、大舞台でも通用する実力を示した。今回は2ハロンの延長となるが、2連勝を収めている東京開催。実績のあるコースで巻き返しなるか、要注目である。