21年5月の落馬負傷により長期休養していた
北村友一騎手(35)=栗東・フリー=が17日、栗東トレセンでの調教騎乗を再開した。
悪夢の落馬から1年。「背骨はほとんど折れていた」という大ケガから、懸命のリハビリを経てカム
バックした。この日はG1馬
ダノンザキッドなど計3頭にまたがり、「ようやく戻って来られました。気持ちは新人ジョッキーですよ。1年ぶりに乗りましたが、(久々の調教は)楽しかったです」と満面の笑みを見せた。
実戦復帰は6月11日の中京を予定している。「調教に乗った感じでは、感覚的にも大丈夫だと思います。支えてもらった方や、応援してもらった方への感謝の気持ちを忘れず、いい結果を残したい」と意気込んでいた。
提供:デイリースポーツ