前走、
ヴィクトリアマイル(GI)で単勝18人気ながら僅差の4着に好走した
ローザノワール(牝6、栗東・
西園正都厩舎)は、7月31日に札幌競馬場で行われる
クイーンS(3歳上牝・GIII・芝1800m)へ向かう。
ローザノワールは
父マンハッタンカフェ、
母ダノンスズラン、母の
父Awesome Againという血統。
2018年6月に函館競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、6戦目のダート戦で初勝利を挙げた。以後はダートを主戦場とし、翌年6月に
川崎競馬場で行われた3歳牝馬限定のJpnII・
関東オークスにも出走。2020年6月に2勝クラスを、9月に3勝クラスを勝ち上がりオープン入りを果たした。
オープン入り後は再び芝への出走機会を増やしており、昨年12月の
ディセンバーS(L)では果敢な先行策が奏功し、後続に1馬身以上の差をつける逃げ切りで芝初勝利。前走の
ヴィクトリアマイルではGI馬5頭が揃う激戦の中、積極的に先手を主張し、直線では3着
レシステンシア、5着
ソングラインとハナ差の4着に健闘した。通算成績は30戦5勝。