スマートフォン版へ

【オークス】サークルオブライフ 女王返り咲きへ貫禄 キレ抜群!手応え差歴然

デイリースポーツ
  • 2022年05月19日(木) 06時09分
 「オークス・G1」(22日、東京)

 桜花賞4着からの巻き返しを期す2歳女王サークルオブライフが18日、美浦Wで3頭併せを行い、ラスト1F11秒1と抜群の切れ味を発揮。態勢万全をアピールした。

 女王返り咲きへ態勢は整った。サークルオブライフの最終リハは美浦Wで3頭併せ。ブルメンダール(4歳1勝クラス)、コマンドライン(3歳オープン)を従えて発進すると、直線は2頭の外へ。強めに追われる僚馬に対し、こちらは終始馬なりと手応えの差は歴然だった。

 はち切れんばかりの馬体が力強く躍動。6F85秒8-37秒4-11秒1のタイムに、国枝師は「あまり速くならないように、しまいだけやったけど、いい動きだったね」と満足そうにほほ笑んだ。

 未勝利戦Vから3連勝で2歳女王の座を射止めた才媛。ただ、今季はチューリップ賞3着→桜花賞4着と連敗中。とはいえ、前走は十分に地力を示す内容だった。内、先行有利の馬場&展開になり、8枠16番から外々の立ち回りではロスが大きかった。それでもメンバー最速上がりで勝ち馬から0秒1差。指揮官は「少し脚を余したね。でも、今回に期待を持てる内容だった」と悲観してはいない。

 10年アパパネ、18年アーモンドアイと2頭のオークス馬を育てた名トレーナーは、現役最多のJRA通算1000勝にあと6勝と迫る。そして、ここを勝てば史上最多タイのJRA牝馬限定G1・12勝目。「まだ結果もついてこないし、2頭との比較はできないけど、これからその域に行けるようになればいいね」と目を細める。

 未知なる距離2400メートルは、「もともと距離が延びていいと思っていた馬。たぶん大丈夫だと思う」と問題視していない。あとはデビューから手綱を取る令和のオークス男・Mデムーロに託すだけだ。「桜花賞は残念だったけど、オークスから秋華賞と頑張ってほしいね」。優しく愛馬へエールを送り、その時を楽しみにしている。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す