昨年のサウジ・リヤドダートス
プリント覇者でダート短距離界で活躍した
コパノキッキング(セン、7歳、栗東・村山)が引退することが18日、決まった。ドバイ遠征中の3月に右第1指節種子骨を骨折。今月16日の帰国後に同じ箇所の骨折が判明し、関係者が協議して現役続行を断念した。今後は乗馬になるが、行き先は調整中。村山師は「骨が付くまで2年かかり、復帰できる可能性も低いとのことでした。よく頑張ってくれました」と労をねぎらった。
東京盃とカペラSで重賞を勝利した藤田菜七子は「重賞を勝たせていただいたし、G1の大きな舞台にも連れて行ってくれました。思い入れの強い馬で、乗っていない時も応援していたし、寂しい気持ちはあります。すごくいい馬で、いろいろなことを教えてもらいました。
コパノキッキングとオーナーのコパさん、村山先生をはじめ関係者の皆さんに感謝しています」と、引退を惜しんでいた。
提供:デイリースポーツ