競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
今週は藤原厩舎の2歳馬の情報をお伝えしたい。現在は3頭が入厩しています。
トゥーテイルズ(牝、父
ラブリーデイ、
母ウリウリ)は4月28日にゲート試験を合格。「カーっとする感じではなく、適度ないい前向きさがあります。スピードはあるし、フットワークもいい。マイラーっぽい雰囲気ですね」と田代助手。デビューについては「早い時期のデビューの可能性もありますが、今後の馬の様子を見てからですね」と話した。
アスクエピソード(牡、
父ハーツクライ、
母ネヴァーピリオド)は15&16年
ヴィクトリアマイル、15年
スプリンターズSを勝った
ストレイトガールの異父弟。「メンタルが強そうですね。デビューは秋になると思いますが、血統的にも楽しみです」と期待を寄せた。
レッドマグナス(牡、父
ドゥラメンテ、
母シックスイス)は5月19日にゲート試験を合格。「ゲートでの反応は練習を積むごとに良くなっています。
パワータイプで少し長めの距離が合いそう。デビューは秋以降になりそうです」とコメントした。
ダービー(29日・東京、芝2400m)に出走を予定している
アスクワイルドモア(牡3歳)を筆頭に現3歳世代は15頭がV。現2歳世代も楽しみな馬が多く、注目したい厩舎だ。(馬三郎栗東支局・塩手)
提供:デイリースポーツ