5月29日に東京競馬場で行われる
日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。
トライアルレース・
青葉賞(GII)で2着となり、頂上決戦へのチケットを手にした
ロードレゼル(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)が、名手
ダミアン・レーン騎手とのコンビでダービーに挑む。
ロードレゼルは
父ディープインパクト、
母エンジェルフェイス、母の
父キングカメハメハという血統。通算成績は4戦2勝。
昨年9月に中山競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。2走目の未勝利戦を快勝すると、今年2月の
水仙賞(1勝クラス)で2勝目を挙げた。2ヶ月の休養を挟んだ後、ダービー
トライアル・
青葉賞に出走。単勝2番人気に支持され、2番手追走から直線で抜け出し、勝ち馬
プラダリアから1/2馬身差の2着に粘った。
母エンジェルフェイスは2016年の
フラワーC(GIII)覇者で、伯母には2011年と2012年の
中山牝馬S(GIII)を連覇した
レディアルバローザや、2014年の
クイーンS(GIII)覇者
キャトルフィーユがいる。重賞戦線でコンスタントに好走を続ける一族の出身だ。鞍上のレーン騎手はこれまで
メールドグラース、
ノームコア、
リスグラシューなど数々の日本馬をタイトル獲得に導いている。大舞台で栄光獲得なるか、要注目である。