5月29日に東京競馬場で行われる
日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)。今年2月にGIII・
きさらぎ賞を制した
マテンロウレオ(牡3、栗東・
昆貢厩舎)が、
横山和生騎手との初コンビで栄光の舞台に参戦する。
マテンロウレオは
父ハーツクライ、
母サラトガヴィーナス、母の
父ブライアンズタイムという血統。通算成績は5戦2勝(うち重賞1勝)。
昨年10月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。7番手の位置から上がり最速の末脚でここを快勝すると、2戦目に世代GI・
ホープフルSに挑戦した。今年初戦となった
きさらぎ賞で、再び上がり最速の末脚が炸裂。良血馬
ダンテスヴューとハナ差の激闘を制し、重賞初制覇を果たした。
マテンロウレオの二代母は
レディダンジグ。同父の従兄弟には、2017年の
日本ダービーで
横山典弘騎手を背に先行策を取り、単勝14番人気の伏兵評価を覆し4着に激走した
マイスタイルがいる。
デビューから一貫して
横山典弘騎手が鞍上をつとめていたが、今回は息子である
横山和生騎手とタッグを組む。今春の
天皇賞・春で
タイトルホルダーを7馬身差の圧勝に導き、GI初制覇を果たした若武者がホースマンの夢舞台に挑む姿に注目したい。