現地時間21日、ピムリコ競馬場でアメリカ三冠競走の第2戦・
プリークネスS(3歳・G1・ダ1900m・9頭立て)が行われた。
道中は好位2番手でレースを進めた3番人気
アーリーヴォーティング(
Early Voting、牡3、J.オルティス騎手)が4コーナー手前で先頭に立つと、内から追いすがる1番人気エピセンター(牡3、J.ロザリオ騎手)を1.1/4馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分54秒54(良)。
今年のケンタッキー
オークスを制して、2番人気に推された紅一点
シークレットオース(牝3、L.
サエス騎手)は序盤に両脇から挟まれ、最後方に下がる不利。4コーナー手前では先団まで押し上げたが、直線で力尽き4着に終わった。
アーリーヴォーティングは父
Gun Runner(
その父Candy Ride)、
母Amour d'Ete、母の
父Tiznowという血統。米国のC.ブラウン厩舎の管理馬。
今年のウィザーズS(米G3)制覇、ウッド
メモリアルS(米G2)2着など重賞実績があり、
ケンタッキーダービーにも出走権があったが、それを
スキップして見事に栄冠を射止めた。通算成績は4戦3勝。