6月5日に東京競馬場、芝1600mで行われるGI、
安田記念。ここに出走を予定している
ロータスランド(栗東・
辻野泰之厩舎)が今朝25日、レースに向けた1週前追い切りをCWで行っている。
1回目のハローが終了し、その直後に集中した追い切りがひと通り終わった後の時間帯。
M.デムーロ騎手を背に、閑散とした馬場に2コーナーから入場。
ミクソロジーが1秒以上先行して、6F標識を通過。前半はゆったりとしたラップで、3コーナーあたりから少しスピードアップするような流れ。
とはいっても、最後の直線に向く手前も14秒台のラップで、スピード感があったのは、
ロータスランドが外から前に並びかけてくる残り300mのあたり。楽々と追いついて、そして、楽に突き放して先着のゴール。力みなどは一切ないし、
リラックスした走りで先着という感じだった。
時計は6F84.0〜5F68.2〜4F52.6〜3F36.9〜2F22.9〜1F11.2秒。ゴール前はさすがという脚力。過去に距離延長のローテでは惨敗しているが、当時は追い切りを坂路で行うことが多かったので、現状はまた違った結果を期待できる状態ではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)