1勝クラスから3勝クラスまで3連勝した後、重賞では健闘するも馬券圏内一歩手前という成績が続いている
ジェラルディーナ(栗東・
斉藤崇史厩舎)。次走は
鳴尾記念(6月4日・中京芝2000m)を予定しており、今朝25日はレースに向けた1週前追い切りをCWで行っている。
北村友一騎手(レースは
福永祐一騎手が騎乗予定)が跨り、
日本ダービーに出走予定の
キラーアビリティを追走する形。6F標識では1秒以上の差があったので、追いつくかなという印象もあったが、1Fごとにスムーズな加速を見せ、3コーナーから4コーナーではいつでも並んでいけそうな体勢をつくる。
最後の直線に向くと、手応えよく前に並びかけて、あとは持ったまま。ゴールでは同入だったが、手応えの差はかなりあったし、非常にいい形で追走する併せ馬を消化したという感じだった。
時計は6F81.2〜5F65.9〜4F51.2〜3F36.8〜2F23.0〜1F11.7秒。数字的には速いが、見た目にはここまでスピードが出ている感じはない。それだけ
リラックスして走ることができているということだと思うし、レース間隔こそあいているが、非常にいい状態でレースを迎えることができそうだ。
(取材・文:井内利彰)