◎29日(日)東京競馬場で行われる第89回東京優駿(
日本ダービー)(GI)に出走を予定している
プラダリア(牡3、
池添学)について追い切り後の
池添謙一騎手のコメントは以下の通り。
・(前走の
青葉賞は)道中も上手に走っていましたし、先行馬が(後ろを)離す展開でしたが、あまり追いかけず、本番を見据えながらレースを進めて行って、直線もしっかり反応し伸びてくれました。良い勝ち方が出来たと思います。
・(成長や変化については)元々精神的に落ち着いている馬で、オンオフがしっかりしています。あまり手間がかからないという印象です。レースに行っても落ち着きがあります。レースが上手で折り合いもつきます。乗りやすい馬です。
・(最終追い切りは)調教師の指示は
青葉賞と同じような感じで乗って欲しい、というオーダーがありました。自分が感じた以上に、思ったより時計が出ました。中3週と間隔も詰まっているので、疲れや走り方を確かめながら、自分で感じ取りながら、乗りたいと思っていました。
乗った限りでは、疲れも無くフットワークも跳びが大きくなっています。すごくいい状態で(ダービーに)行けると感じました。
・(今年も兄弟で臨むダービーですが)まず2年連続でダービーに馬を送り込む厩舎力が凄いですね。嬉しいと同時に、一緒に獲りたいという気持ちも大きいです。また去年と同様一緒に臨める、ということが楽しみで仕方ありません。
・(メンバーを見て)強いとは思いますが、
皐月賞組と走っていないので、どれだけ力関係があるのかという部分では、挑んでいける楽しみの方が大きいですね。
まだ
青葉賞を勝った馬でダービーを勝った馬がいないということをよく聞きますが、それはタイミングの問題だと思っています。今回それを(覆して)自分達が勝つことが出来ればと思っています。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI