前走の
京都記念(GII)で8着だった
マリアエレーナ(牝4、栗東・
吉田直弘厩舎)は6月19日に阪神競馬場で行われる
マーメイドS(3歳上牝・GIII・芝2000m)へ向かう。鞍上は引き続き
坂井瑠星騎手がつとめる予定。
マリアエレーナは
父クロフネ、
母テンダリーヴォイス、母の
父ディープインパクト。叔父に2018年の
日本ダービー馬
ワグネリアンがいる血統。
2020年に中京競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー、3走目の未勝利戦で初勝利を挙げた。昨年6月に1勝クラス、同年7月に
高千穂特別(2勝クラス)を連勝すると、同年9月の
ケフェウスS(OP)に格上挑戦で出走し、3着と好走。同年10月の新潟牝馬S(OP)に出走すると、格上挑戦ながら単勝1番人気の評価を受け、支持に応えるかたちで快勝。「飛び級」でのオープン入りを果たした。今年1月の
愛知杯(GIII)では勝ち馬
ルビーカサブランカからアタマ差の2着に好走、前走は初めてGIIにも挑戦した。通算成績は13戦4勝。