「
目黒記念・G2」(29日、東京)
トップハンデタイの57・5キロを背負った2番人気
ボッケリーニが、最後の直線で力強く抜け出してV。着差以上の完勝劇で20年
中日新聞杯に続く重賞2勝目を飾った。
6度目のコンビで、ようやく結果を出した浜中は「調教の動きから状態はいいと思っていました。枠順も良かったし、道中は思った通りの展開。スムーズな競馬ができましたね。直線の反応も良かったです」と会心の騎乗を笑顔で振り返った。池江師は「ハンデが重かったので少し気にしていましたが、思った以上に強い勝ちっぷりでしたね。直線でのたたき合いではジョッキーの剛腕にも助けられました」と鞍上の好騎乗をたたえる。
日経賞でも
タイトルホルダーと首差の接戦を演じており、6歳を迎えて本格化ムード。今後について、指揮官は「使い込めないタイプなので、中3週で
宝塚記念は厳しいでしょう。放牧に出ると思います」と秋に備えることを示唆した。伸びしろを秘める
キングカメハメハ産駒が、さらなる成長を遂げて秋競馬を盛り上げてくれそうだ。
提供:デイリースポーツ