安田記念(GI)が行われる6月5日(日)の東京競馬場では、「クリーンエネルギー競馬」として、当日の競馬開催で必要とされるおよそ120,000kWhの電力を、自然エネルギー(バイオマス由来)によって発電された電力で賄う。
JRAでは初めての試みとなる。
6月5日は国連が制定する「世界環境デー」にあたるほか、環境基本法に基づく「環境の日」に定められている。今回は、企業が自然エネルギーで発電された電力の環境価値を「グリーン電力証書」という形で受け取る(購入する)ことにより太陽光・風力・バイオマス・水力などの電力を購入したとみなすシステムを利用して、特定開催日の競馬場の使用電力をすべてクリーンエネルギー(再生可能エネルギーなど)で賄い、CO2の削減を図るもの。
今回の取り組みにより、およそ54トンのCO2削減が実現するとされる。
(
JRAの発表による)
ラジオNIKKEI