【6月4日(土) 東京芝1600m】
◆
ノッキングポイント(牡、父
モーリス、
母チェッキーノ、美浦・
木村哲也厩舎)
母は
アネモネS(オープン)、
フローラS(GII)を勝っており、GIの
オークス(2着)でも
シンハライトとクビ差の接戦を演じた。本馬が初仔となる。
「まだ集中力を欠くなど気性的に幼いところがあるけど、いいフットワークをする。血統的にも期待されているし、上手に走れるように修正しながら体調を整えていきたいと思います」と
木村哲也調教師。
鞍上は
C.ルメール騎手が予定されている。
その他では
オールパルフェ(牡、父
リアルスティール、
母クイーングラス、美浦・
和田雄二厩舎)、
スティルディマーレ(牡、父
ロードカナロア、
母コケレール、美浦・
国枝栄厩舎)、
ハッピーパンニャ(牡、父
エピファネイア、
母ハッピーノリチャン、美浦・
黒岩陽一厩舎)、
バロックダンス(牝、父
モーリス、
母リトミックダンス、美浦・
小手川準厩舎)、
マツリダパーチェ(牡、父
サトノダイヤモンド、
母ボウルズ、美浦・
水野貴広厩舎)などにも注目だ。
【6月5日(日) 東京芝1600m(牝馬)】
◆
エルダーサイン(牝、
父ハーツクライ、
母コンドコマンド、美浦・
国枝栄厩舎)
現3歳の半兄
コマンドラインは昨年、東京の開幕週にデビュー勝ち。秋にはサウジアラビア
ロイヤルCで重賞初制覇を飾った。
「牝馬に出たぶん、大型馬の兄よりも良くなるのは早そう。馬体に伸びがあるし、気性的にも扱いやすい。いい感じです」と
国枝栄調教師。
こちらの鞍上も
C.ルメール騎手が予定されている。
◆
メリオルヴィータ(牝、
父ダイワメジャー、
母メリオーラ、美浦・
池上昌和厩舎)
現3歳の半姉
メリトクラシーは6月の中京(芝1200m)でデビュー勝ちを飾った。ここ2週の追い切りにはジョッキー(
福永祐一騎手)が騎乗しており、陣営も仕上がりの良さに好感触だ。
「しっかりと乗り込んできた。馬っぷりがいいし、素質の高さを感じる。牝馬に特有の繊細なところはあるけど、そこをクリアできれば…。ジョッキーは『初戦から動けそう』と言ってくれている。いい形で持っていけそうだし、楽しみにしています」と
池上昌和調教師。
鞍上は
福永祐一騎手が予定されている。
【6月5日(日) 東京芝1400m】
◆
クラックオブドーン(牡、父
サトノクラウン、
母クラックシード、美浦・
中舘英二厩舎)
父は現2歳が初年度産駒となる。3代母は
秋華賞の勝ち馬
ファビラスラフイン。一族からは
阪神大賞典の勝ち馬
ギュスターヴクライが出ている。
「イメージしていた以上に素軽い。青鹿毛で見栄えがいいし、この時期にしては完成度も高そう。ハミにモタれるようなところも改善してきたし、いい感じに仕上がっている。初戦から動けると思います」と
中舘英二調教師。
鞍上は
福永祐一騎手が予定されている。
その他では
シャンディエン(牡、父
ドレフォン、
母デグラーティア、美浦・
林徹厩舎)、
マローディープ(牡、
父スクリーンヒーロー、
母モルジアナ、美浦・
木村哲也厩舎)などにも注目だ。
(取材・写真:竹之内元)