大井競馬場所属の
早田功駿騎手は、本日5月31日付で騎手を引退する。TCK特別区競馬組合のリリースで発表された。
早田功駿騎手は、1990年1月9日生まれの32歳。東京都出身。2007年4月16日に大井競馬でデビュー。同年5月には
ネンガンで初勝利をマーク。2015年には
ルックスザットキルで
優駿スプリントを制し、重賞初制覇。同年の
習志野きらっとスプリント、翌年の
アフター5スター賞と重賞3勝を挙げた。
また、2016年の
ゴールデンステッキ賞では14番人気
ギンザヴィクトリアで勝利し、TCK単勝配当記録を演出した。通算成績は3367戦156勝(5月31日時点)。
今年3月には父の
早田秀治騎手も引退しており、父の引退後、わずか2カ月で息子もステッキを置くことになった。
◆主な騎乗馬 カッコ内は重賞勝鞍
ルックスザットキル(2015年
優駿スプリント)
ルックスザットキル(2015年
習志野きらっとスプリント)
ルックスザットキル(2016年
アフター5スター賞)
【
早田功駿騎手 コメント】
思い出はたくさんありますが、
ルックスザットキル号で重賞を3つ勝たせてもらったこと、2016年の
ゴールデンステッキ賞で21年ぶりに単勝の配当レコード記録を塗り替えたこと、3連単の配当レコードが出たレースで2着に入ったことが特に印象に残っています。
騎手生活を続けることができたのは、自分だけの力ではなく、皆様のおかげだと思っています。約15年間、本当にありがとうございました。
(TCKのリリースより)