31日(火)
高知競馬場で行われた第13回福永洋一記念(1600m)は、3番手を追走した断然1番人気の
ララメダイユドール(
宮川実騎手)が1分43秒7、4馬身差の圧勝で、転入後4連勝、重賞2連勝を飾った。逃げた3番人気の
リワードアンヴァルが2着、さらに3馬身差の3着は4番人気の
アメージングラン、2番人気の
ダノングッドはさらにクビ差の4着に終わった。
勝った
ララメダイユドールは
父ゴールドアリュール、
母テイクザケイク(
その父スキャン)の牡8歳・鹿毛馬、高知・
打越勇児厩舎の管理馬。通算成績29戦7勝、高知転入後4連勝、重賞は前走の
二十四万石賞に続いて2勝目となった。
鞍上の
宮川実騎手は福永洋一記念を2年ぶり4勝目、管理する
打越勇児厩舎は2年振り3勝目となった。
●レース後のコメント
1着
ララメダイユドール(
宮川実騎手)
「永森騎手(
リワードアンヴァル)は離れていましたけど、上田騎手(
ダノンジャスティス)の横にいればという頭がありました。向正面で
ゴーサインを出したらハミをくわえたので、これはいけるかなと感じました。枠的にも、自分がゲートをミスらない限り、自信をもってレースができると思っていたので良かったです。重賞で1番人気を背負う馬に乗せて頂いて、感謝の気持ちで一杯です。本当に素直で勝負根性もいいものがありますし、これから
高知競馬場を背負って盛り上げていきたいと思います」
2着
リワードアンヴァル(
永森大智騎手)
「追い切りで初めて乗って、ギアがあまり変わらない印象を受けました。なので、無理にペースを落とさずに行きました。勝ち馬が強かったです。それでも粘ってくれたので、やはり力があると思います」
3着
アメージングラン(
吉原寛人騎手)
「スタートで少しソワソワしていて、スムーズには出られませんでした。その後はしっかり走ってくれました。団子状態の3着争いで、最後は3着の座をもぎ取ってくれましたし、力があります。今日は何とか馬券内に入れた感じがします。高知の層の厚さを感じました」
4着
ダノングッド(
多田羅誠也騎手)
「今日の馬場だと外を回らせた方が良いと思っていました。馬に疲れがあるのか、一時(いっとき)の感じは見られませんでした。今日は前の2頭が強かったです」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI