「
函館スプリントS・G3」(12日、函館)
3歳牝馬
ナムラクレアが主役を担う。前走の
桜花賞は距離を不安視される中、最内枠を生かした立ち回りで3着と健闘。デビューから7戦して、馬券圏内を外したのは
阪神JFの5着のみと安定感は抜群。千二の距離に限れば
小倉2歳Sを含む2戦2勝と負け知らずだ。5月25日には栗東坂路で自己ベストとなる4F50秒3を計時するなど経過も順調。適距離に戻って2つ目のタイトル奪取を狙う。
同じ3歳馬の
プルパレイがラ
イバル。前走のNHKマイルCは15着と振るわなかったが、2走前の
ファルコンSが1馬身4分の3差の快勝劇。能力の高さは既に証明しており、距離短縮で巻き返しを図る。
高松宮記念で3着に激走し、波乱の立役者となった
キルロード。差し馬が上位を占めた展開の中で、前々から粘り込んでの3着は評価できるもの。引き続き菊沢とのコンビで重賞初制覇を狙う。
連覇を狙う
ビアンフェは名うての洋芝巧者。スピードの違いで圧倒するシーンは十分あり得る。
春雷Sを3馬身差で圧勝した
ヴェントヴォーチェも侮れない存在だ。
提供:デイリースポーツ