「
安田記念・G1」(5日、東京)
健在ぶりをアピールした。勝ち馬から首+頭差の3着に入ったのは8番人気の
サリオス。初の千二で15着に惨敗した
高松宮記念から見事に巻き返し、実力馬が秋に向けて収穫のある走りを披露した。
前走からマイナス22キロと絞り込んで迎えた勝負の一番。17番枠から好スタートを決めると、道中は外の6番手で流れに乗った。
コントレイルと激戦を演じた3歳時をほうふつとさせる、堂々とした走り。結果敗れはしたが、復活を印象付けるには十分なものだった。
今回の来日が決まった時から「
サリオスに乗るのが楽しみ」と話していたレーン。「いいポジションが取れてリズム良く走れた。直線の手応えも良く、残り300メートルで勝つ自信があったけど…。きょうは上位2頭が強かったね。馬の力は出し切れました」と満足そうに振り返った。
提供:デイリースポーツ