「新馬戦」(12日、東京)
関東の名門・国枝厩舎が、ダービー制覇の悲願を託す
ダノンザタイガー(牡、
父ハーツクライ)。12日東京5R(芝1800メートル)で、そのベールを脱ぐ。
20年の当歳セレクトセールで2億7000万円(税抜き)の高額で落札された期待馬に、「順調だよ。十分やってきているし、雰囲気もいいね」と国枝師は目を細める。父は今年のダービー馬
ドウデュースを送り出したばかり。母は13年米最優秀2歳牝馬に選ばれた
シーズアタイガーという血統だ。
8日の最終リハでは美浦Wで
ブルメンダール(4歳1勝クラス)と併せて6F80秒0-36秒0-11秒7で併入。「少し速過ぎたけど、トータルでは評価できる」と合格点を与える。「距離は長めがいいし、東京も合っていると思う。もちろん、東京の2400メートルが目標だよ」とキッパリ。480〜90キロ台の若駒が、川田を背に一歩踏み出す。
提供:デイリースポーツ