デビュー2年目で函館初参戦の
古川奈穂騎手(21)=栗東・矢作=が、函館8Rで3番人気の
チェイスザドリームをVに導いた。スタートは互角だったが、49キロの軽量を生かして1F過ぎから先頭へ。最後まで手応え十分のまま後続を寄せつけず、2馬身半のリードを保って先頭でゴールした。5日の中京3Rに続く2週連続勝利で今年6勝目、JRA通算13勝目を挙げた。
「スピードがある馬なのは分かっていたので、ハナにこだわるつもりはなかったですが、ゲートも出てくれました。1000メートルでもやれる力があると思っていて、それに応えてくれました。(直線を向いてからも)まだ余裕がありましたし、乗っていて後ろの馬への不安もなかったです。最後までいい手応えで走ってくれました」とレースを回顧。自身の函館初勝利には「矢作先生やオーナーの方にいい馬に乗せていただいているので、感謝しています」と話した。
提供:デイリースポーツ