昨年新設された株式会社インゼルサラ
ブレットクラブ(馬主名義は株式会社インゼルレーシング)の初出走となった
クリダーム(牡2歳、栗東・須貝)が12日の函館5Rの新馬戦に出走。2番手から鮮やかに抜け出してデビュー勝ちを決めた。騎乗した
武豊は「気性が前向き過ぎるのは心配ですけど、能力のある馬ですね。きょうのデビュー戦を勝つことができて良かったです」と胸をなで下ろした。
株式会社インゼルサラ
ブレットクラブ代表取締役の大住拓哉氏は「スタートが良くて
武豊ジョッキーがいい競馬をしてくれました。クラブ初のデビュー戦を勝つことができて先行きが明るく見えてきた」と喜びのコメント。「
ハーツクライ産駒で成長は十分見込めるし早い段階から“千二でも大丈夫”と先生も話していたので、このレースに絞ってきた。今後は距離を延ばして、来年のクラシックが期待できるといいですね」と、今後のさらなる活躍を願っていた。
株式会社インゼルレーシングの代表者は、キー
ファーズ代表である松島正昭氏の娘・松島悠衣氏。ダービー馬の
ドウデュースの主戦も務める
武豊の手綱で、見事にクラブの門出を白星で飾った。
提供:デイリースポーツ