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【函館スプリントS】ナムラクレア横綱V 浜中過酷減量に耐えた!ホレ込む相棒と古馬一蹴

デイリースポーツ
  • 2022年06月13日(月) 06時00分
 「函館スプリントS・G3」(12日、函館)

 大目標へ向け視界が大きく開けた。浜中のこん身騎乗に導かれ、1番人気ナムラクレア小倉2歳Sに続く2度目の重賞タイトルを獲得。斤量50キロを追い風に古馬を蹴散らした。北の大地で大きな自信をつけた3歳牝馬は、今秋のスプリンターズS(10月2日・中山)でG1タイトル奪取をもくろむ。

 初対戦の古馬たちを難なく一蹴した。3歳牝馬のナムラクレアが、1番人気に応えて快勝。デビュー3戦目から手綱を取る浜中も、つかみ取ったVにとびきりの笑顔を見せる。「斤量も味方につけましたが、力があってこそです。本当に強かった。横綱相撲でしたね」と相棒をたたえた。

 ビアンフェがハナを切り、直後にレイハリア。2頭を前に見ながら道中を進み、残り200メートルで先頭に立つと、後続をあっさり突き放した。「最初にいいポジションが取れたし、ラストもゴーサインに反応してくれて、しっかり伸びてくれました」とうなずく。

 桜花賞3着後、陣営は樫ではなく適距離のここを目標に定めた。斤量は別定で50キロ。浜中にとって50キロはデビュー2年目だった08年マーメイドSで騎乗したウインシンシア8着以来(※)。過酷な減量をこなせたのも、素材に惚れ込んでいるからだ。長谷川師は「ジョッキーが『すぐに乗せてください』と言ってくれた。自分も騎手だったから分かるけど、手足もつるし、本当に大変だったと思う」と鞍上をねぎらった。

 もちろん、秋の大目標はスプリンターズSだ。父ミッキーアイルの主戦でもあった浜中は「お父さんと同じようにスピードと瞬発力に秀でていますね。可能性が大きく広がりました」と期待を膨らませた。これで芝千二は3戦3勝。相性抜群の人馬が実りの秋へ突き進む。

 ※同年8月の小倉記念ウイントリガー10着)では49キロで騎乗

提供:デイリースポーツ

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