過去10回の勝ち馬のうち、
ベストウォーリア、
ノンコノユメ、
ゴールドドリーム、
サンライズノヴァ、
ルヴァンスレーヴ、
ワイドファラオ、
カフェファラオの7頭が後にGI/JpnIを勝利。3歳ダート路線における出世への登竜門として地位を確立している。
1.スピードが要求される
直近7回は馬場状態に関係なく勝ち時計が1分36秒0を切る決着になっており、特に近2回に関しては34秒台の高速決着となった。レース上がりも速く、後方から差して勝ち切るにはラスト3ハロンが36秒0を切るキレ味が要求される。レースのスピード化にともなって、1800mにしか実績がない馬は苦戦を強いられているのが近年の傾向。
2.距離延長組は苦戦傾向
過去10回で、距離短縮となる馬は[5-4-4-38]で複勝率25.5%、前走もマイルだった馬は[4-4-5-46]で複勝率22.0%なのに対し、距離延長となる馬は[1-2-2-41]で複勝率10.9%。
3.オープン実績が必要
現在の時期に行われるようになった13年以降、前走で1勝クラス(500万下)を使われていた馬の連対は皆無。オープンで揉まれてきた馬、既にオープンで実績を積んでいる馬が中心になるレース。
ハセドンは前走の青竜Sで東京替わりをこなして3連勝。展開が向いた面はあるにせよ、上がり3ハロン34秒3というのは抜群の内容であり重賞でも期待できるだろう。