12日の函館5R・2歳新馬戦で、株式会社インゼルサラブレッドクラブ(馬主名義・インゼルレーシング)の初年度募集馬のうちの1頭である
クリダーム(牡2、栗東・
須貝尚介厩舎)が制覇。鞍上を
武豊騎手が務め、同クラブ所属馬による初出走初勝利を果たした。
インゼルサラブレッドクラブは昨年設立された
一口馬主クラブで、初年度募集馬は19頭。今年の
日本ダービー(GI)を
武豊騎手鞍上の
ドウデュース(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)で制したキー
ファーズ・松島正昭オーナーの息女、松島悠衣氏がクラブの代表を務めている。
クリダームに騎乗した
武豊騎手「控える形も考えていたけど、ゲートのセンスが抜群であの位置での競馬になりました。返し馬は止まらなくて大変でしたが完勝でした。初出走、初勝利おめでとうございました」
クリダームを管理する
須貝尚介調教師
「会員の皆さまおめでとうございます。初出走、初勝利できて本当にホッとしています。早めにここを目標としていましたが、血統的に気性が難しいところがあるので心配してました。
洋芝適性が抜群で勝てて良かったです。今後は馬の様子を見て、無事なら函館2歳ステークスへ向かうと思います」
インゼルレーシング・松島悠衣代表
「たくさんの会員様より御支持を戴きまして、無事初出走を迎えることが出来ました。本当にありがとうございました。
クリダームの出資会員の皆さま、おめでとうございます。全ての関係者の皆様のお力添えで初勝利を飾ることができ嬉しい限りです。
スタッフ一同、関係各所と連携し、より良い競走馬の輩出を心がけていきたいと思っておりますので、引き続きインゼルへご声援戴ければありがたく存じます」
(株式会社インゼルサラブレッドクラブのプレスリリースによる)