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【ユニコーンS】栗東レポート リメイク

ラジオNIKKEI
  • 2022年06月15日(水) 11時34分
6月19日(日)に東京競馬場で行われるユニコーンS(GIII)に出走予定のリメイク(牡3、栗東・新谷功一厩舎)について、追い切り後の新谷功一調教師のコメントは以下の通り。

「(ここまでの連勝は)一走一走、馬が力を出しているのが一番大きな要因で、一走ごとに競馬が上手になっているなと感じています。

(端午Sは)あのレースを見る限り、馬と騎手で意思の疎通ができて、ユニコーンSへ向かうにあたって、とても良いレースができたと思います。あのレースで結果を出して、自信を持ってユニコーンSへ向かえるのは良いことですね。

前走後は大山ヒルズへ放牧に出して、疲れを癒やし、調整をしてもらって、栗東に元気よく帰ってきました。調教もしっかり走れていますし、追い切りもしっかり時計が出て、体調は万全です。

(1週前追い切りにあたって)今回は距離が延びるということと、馬の成長が見たかったです。今までは、Cウッドの追い切りで速いラップを出すと最後はもたついていたのですが、それが解消され、馬の成長を感じることができました。

(今日の坂路の追い切りは)動きとしては抜群でした。乗っている調教助手も『楽な手応えで行って、反応させるだけでしっかり動いてくれた』と言っていました。

東京マイルは合っていると思います。1ハロン延びて競馬の形態も変わってくると思いますが、馬にとってもレースはしやすい距離ではないかと思います。

前回の阪神でもうまく勝ってくれ、馬に器用さがあることを証明してくれたので、(左右回りの適性については)考えていないです。

(良いところは)学習能力が高いということと、競馬に向けての闘争心をしっかり持っているということですね。

(ダート路線で活躍している同世代のクラウンプライドと)2頭で頑張っていってもらいたいですし、この2頭がいることで他の馬たちももっと力をつけてくれるのではないかと思います。それぞれ全くタイプは違います。クラウンプライドの方が若干大人びた感じがしますね。大人のような雰囲気を醸し出しています。リメイクの方がまだ少し子供っぽいところがあるんですが、競馬に行ったら真面目という良い点があります。普段はやんちゃなところを見せながらでも、勉強させると出来る子のような感じですかね。

今回は3連勝中で、連勝を伸ばしていきたいということもありますが、厩舎の開業初勝利がノースヒルズさんの馬(スマッシングハーツ)だったので、ノースヒルズさんの馬で重賞を勝ちたいと思います。当日は(オーナーが)競馬場に来られるので、良い結果を残したいです」

(取材:山本直)

ラジオNIKKEI

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