「ユニコーンS・G3」(19日、東京)
3連勝中の
リメイクが15日、栗東坂路を軽快なフットワークで登坂して好調ぶりをアピールした。過去6戦は全て1400メートルで1Fの距離延長が大きな鍵となるが、レース内容に幅が出てきているだけに陣営は課題クリアに自信をのぞかせた。
リメイクは栗東坂路で最終リハ。馬なりで4F53秒6と全体のタイムこそ控えめだったが、ラストは鋭く締めくくって1F11秒9。新谷師は「動きは抜群でしたね。馬なりで楽な手応えでしたし、最後もしっかりと反応してくれました。前走後、(鳥取県の)大山ヒルズに放牧に出ていましたが、元気よく帰ってきたし体調は万全です」と状態面に自信を見せる。9日の1週前追い切りでは福永を背に栗東CWでの併せ馬で6F80秒2-11秒7をマークして、しっかりと負荷をかけており態勢は万全だ。
これまで6戦は全て1400メートル。1Fの距離延長が明確な課題となる。福永は「正直、マイルはギリギリかなとは思う。だから、今回のために前走はあえて控えるレースをした。逃げて勝っても、次がしんどくなるからね」と3連勝を決めた
端午Sを振り返る。結果は強烈な決め手を発揮して2馬身差の快勝。「最後までいい脚を使ってくれたし、あれが今回うまく生きてくれれば」と距離克服に期待を持っている。
指揮官も前走の内容を高く評価。「いろいろな面を試す競馬でしたが、うまいこといきました。自信を持ってユニコーンSに向かえます」ときっぱり。破竹の4連勝を決めて、父
ラニにJRA重賞初制覇をプレゼントする。
提供:デイリースポーツ