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宝塚記念・G1」(26日、阪神)
完全復活を目指す
デアリングタクトは15日、松山を背に栗東CWへ。当初は併せ馬で先行する予定だったが、力みが見られたために向正面で僚馬との間隔をあけて急きょ単走に変更。それでも十分な手応えのまま外ラチ沿いを駆け抜け、馬なりで6F78秒9-37秒2-12秒0の好時計をマークした。鞍上は「動きは良かった。硬さもない」と合格点。見守った杉山晴師も「併せ馬はうまくいかなかったけど、リズム良く走れていたし気になる硬さもない」と順調さをアピールした。
1年1カ月ぶりだったヴィクトリアMは勝ち馬から0秒5差の6着に敗れたが、「枠順の内外によるものが大きかった。内容としては十分でした」とトレーナーに悲観の色はない。復活Vへ、着々と態勢は整いつつある。
提供:デイリースポーツ