先週から函館競馬も始まり、競馬界は夏本番。
宝塚記念を来週に控え、今週は日曜日に重賞2鞍が組まれています。
西の阪神競馬場では古馬牝馬のハンデ戦・
マーメイドS(GIII)、東の東京競馬場ではハイレベルな3歳ダート重賞・
ユニコーンS(GIII)が行われますが、今回は
ユニコーンSを取り上げます。
昨年は、7番人気の
スマッシャーが優勝。2着にも14番人気
サヴァが入り、大波乱となったレースです。
一昨年は1番人気の
カフェファラオが優勝しましたが、3着に入った
ケンシンコウが11番人気。軸馬の見極めは重要になりそうですし、相手によっては高配当も期待できるでしょう。
今年は昨年のように上位混戦となりそうで、前走の1勝クラスを圧勝した
ジュタロウは注目される1頭。その他にも3連勝中の
リメイクや
ハセドン、ダート未知数な
インダストリアに、海外帰り初戦の
コンバスチョンなど、魅力的なメンバーが揃いました。
そんな馬券的にも面白そうな一戦を、妙味重視のAIはどう予想するのか…。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
◆上位争いは必至
今週の
ユニコーンSでAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想される
リメイクでした。
本馬は2歳のデビュー戦を、6番人気ながら8馬身差で圧勝。続く2戦は5着、3着と結果を残せませんでしたが、その後は3連勝と勢いに乗っています。
2戦目では今回も出走する
セキフウに敗れていますが、このレースは追い込みが届いた流れの速いレース。先行した
リメイクにとっては展開的に厳しい展開となってしまいました。
3カ月リフレッシュ放牧明けで挑んだ3戦目は、逆に行った行ったのスローペース。ゴール入線後に他馬を追い抜くシーンが見られたことからも、脚を余しての敗戦だったといえるでしょう。
今回の鞍上は近2走で同馬を勝利に導いている
福永祐一騎手で、馬との相性はバッチリ。これまでの敗因がハッキリとしている事からも、まともなら上位争いは必至といえそうです。
(netkeiba編集部)