好メンバーが揃った上半期の総決算だが、
タイトルホルダーに注目したい。
天皇賞・春からの条件変更をこなしてGI連勝なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■6/26(日)
宝塚記念(3歳上・GI・阪神芝2200m)
タイトルホルダー(牡4、美浦・
栗田徹厩舎)は前走の
天皇賞・春を逃げて7馬身差で圧勝し、昨年の
菊花賞に続く2つ目のGIタイトルを手にした。3歳時は
エフフォーリアに後塵を拝してきたが、着実に力を付けて勢いのある今なら逆転も可能だろう。ファン投票1位に応える走りを期待したい。鞍上は
横山和生騎手。
エフフォーリア(牡4、美浦・
鹿戸雄一厩舎)は昨年、
皐月賞、
天皇賞・秋、
有馬記念でGIを3勝し
年度代表馬に輝いた。4歳初戦となった前走の
大阪杯はまさかの9着に敗れデビューから続いていた連対が7でストップしたが、ここで巻き返し改めて現役最強を証明することができるか。鞍上は
横山武史騎手。
デアリングタクト(牝5、栗東・
杉山晴紀厩舎)は20年に史上初の無敗で牝馬三冠を達成。その後故障により長期休養を余儀なくされたが、前走の
ヴィクトリアマイルで約1年ぶりに復帰し6着と健闘した。上積みが見込める今回、完全復活があっても驚けないだろう。鞍上は
松山弘平騎手。
その他、今年の
天皇賞・春などGIで2着が3回ある
ディープボンド(牡5、栗東・
大久保龍志厩舎)、昨年の
ジャパンC・2着馬
オーソリティ(牡5、美浦・
木村哲也厩舎)、
ドバイターフでGI初制覇を果たした
パンサラッサ(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)、
大阪杯の覇者
ポタジェ(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)、短期騎乗最終週になる
D.レーン騎手とのコンビで挑む
ヒシイグアス(牡6、美浦・
堀宣行厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。