「新馬戦」(26日、阪神)
17年
ダノンプレミアム、20年
ダノンザキッドといったG1馬を輩出してきた
宝塚記念当日の阪神芝1800メートル新馬戦。21年も
キラーアビリティがデビュー(5着)するなど注目度は増すばかりだ。22年は
ドゥラエレーデ、
カルロヴェローチェがスタンバイ。いずれも好パフォーマンスを見せてくれそうだ。一方、21年
ジオグリフがVを決めた25日東京芝1800メートルには
レッドディライトが登場。こちらも初陣に向けて好気配を漂わせている。
注目の出世レースに、22年も期待馬が出陣する。伯父に16年
菊花賞、
有馬記念を制した
サトノダイヤモンドがいる良血で、21年1歳セレクトセールにおいて1億円(税抜き)で取引された
ドゥラエレーデ(牡、父
ドゥラメンテ、栗東・
池添学)だ。
池添学師は「動きは文句ないし、心肺機能が高い。ダイナ
ミックで全身を使ったいい走りをする」と高い性能にほれ込む。
ここまで坂路とコースを併用して順調に乗り込まれてきた。北村友が騎乗した1週前には、栗東CWで6F85秒2-38秒3-11秒6を計時。今週の同坂路では4F50秒3-37秒0-12秒3をマークし、抜群の動きを披露した。
北村友は「ポテンシャルを秘めていると思う。体が緩くて重たく感じる中でも動きがすごくいい。器用さは競馬に行ってみないと分からない部分ではありますが、能力を感じますね」と期待を込める。視線の先に大舞台を見据え、幸先良くV発進といきたい。
提供:デイリースポーツ