今週の日曜日は、阪神競馬場で
宝塚記念(GI・芝2200m)が行われます。
春の
グランプリレースとして開催される
宝塚記念は、舞台が非根幹距離。多くのGIレースが根幹距離であることからも、マイノリティなレースと位置付けることができるでしょう。
根幹距離とは異なり、求められる能力も特殊。そのため波乱となるレースも多く、近10年でも半分近い4回が三連単「10万馬券」となっています。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
昨年の
宝塚記念では、【残った馬】の
クロノジェネシスと
ユニコーンライオンがワンツーフィニッシュ。
クロノジェネシスは前年の春秋
グランプリを制しており1番人気でしたが、
ユニコーンライオンが7番人気で馬単3930円と好配当になりました。
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、
宝塚記念「消去条件」のうち1つを無料公開します。
【条件】
前走
天皇賞・春で3着以内の5歳以上馬
[0-0-0-11]複勝率0%
該当馬:
ディープボンド (過去の主な該当馬:21年
カレンブーケドール3人気4着、17年
キタサンブラック1人気9着、15年
ゴールドシップ1人気15着、
カレンミロティック5人気13着)
過去10年で最多の4勝を挙げている
天皇賞・春組ですが、そこでの着順は連動していません。
3着以内だった馬が[0-0-1-14]なのに対して、4着以下馬が[4-3-1-16]と巻き返しに成功。もちろん、3200mから一気の距離短縮ということもありますが、前年の
宝塚記念で3着だった17年
キタサンブラックが1人気9着、連覇を果たしていた15年
ゴールドシップが1人気15着と惨敗していることからも、長距離戦を好走した反動の影響が大きいと思われます。
例外は、体力的な余力がある4歳馬。同年の
天皇賞・春で3着以内だった5歳以上馬は割り引いてみたいところです。
上位人気が予想される、
ディープボンドが消去データに該当しました。
本馬は
コントレイル世代のクラシック活躍馬で、
日本ダービーで5着、
菊花賞で4着と健闘。古馬になると長距離馬としての活路を見出し、芝3000mの
阪神大賞典を連覇、芝3200mの
天皇賞・春でも2年連続2着と好走しています。
しかし、5歳以上馬にとって
天皇賞・春からの参戦は鬼門。芝2200m戦である
宝塚記念では、力を発揮することが難しいかもしれません。
さらに、残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中。重賞レースの参考に、ケシウマの予想バイブルを是非お役立てください。