26日の阪神12R・リボン賞(2勝クラス・ダ1200m)で、柴田未崎騎手が現役ラスト騎乗を行った。手綱を取った単勝8番人気の
ハクサンライラック(牝6、栗東・飯田雄三厩舎)は、16頭立ての16番枠から発走、先行集団に取り付き進出を開始し、最終的には4着でゴール板を駆け抜けた。
【最終騎乗を終えた柴田未崎騎手のコメント】
「今は未練なく、やり切ったという気持ちです。2度目の引退なのに、これだけ多くの方々からご声援をいただき、ありがたく思います。
(復帰から)8年間という期間でしたが、支援してくださった全ての方々に感謝したいと思います。 今後は、別の立場で競馬界を盛り上げていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」
柴田未崎騎手は1977年生まれの45歳。兄である
柴田大知騎手とともに
JRA初の双子騎手として騎手デビューを果たした。同期には
福永祐一騎手、
和田竜二騎手など。1996年3月2日の中山3Rにて
ヒサゴシズカ(12着/16頭)でデビュー。初勝利は同年6月16日中山1Rの
マイネルダンケ。2011年に一度騎手を引退したが、調教助手に転身後再び騎手免許試験を受験し、合格。2014年に騎手復帰を果たしていた。これまでに平地・障害あわせて94勝をあげている。今後は、栗東・
大橋勇樹厩舎で調教助手となる予定。