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宝塚記念・G1」(26日、阪神)
殊勲の銀メダルだ。道中は好位のインで脚をためた5番人気
ヒシイグアスが、直線で猛然と差し脚を伸ばして2馬身差の2着に入った。
約2年ぶりにレースで手綱を握ったレーンが振り返る。「いいスタートを切って、満足のできるポジションを取れた。道中もずっと手応えが良くて、勝ち負けできると思ったよ」。今回の短期騎手免許期間ラストをVで飾ることはできなかったものの、「勝ち馬が強過ぎて差すことはできなかった。それでも、一生懸命走ってくれました」と
タイトルホルダーの走りに舌を巻きつつ、パートナーをねぎらった。
これで昨年の
香港Cに続いて2度目のG1・2着。前走の
大阪杯も小差の4着に食い込んでおり、古馬中距離戦における能力の高さを改めて証明してみせた。秋こそ悲願のタイトル奪取といきたいところだ。
提供:デイリースポーツ