7月3日に福島競馬場で行われる
ラジオNIKKEI賞(3歳・GIII・芝1800m)。3歳馬の限定戦ながら、出走各馬にハンデキャップがつけられるため波乱決着が多く、昨年は単勝11番人気の
ワールドリバイバルが2着に激走。一昨年は単勝8番人気の
バビットが5馬身差の圧勝を見せた。
今年のトップハンデは
毎日杯(GIII)2着馬の
ベジャール(牡3、美浦・
田中博康厩舎)の56.0kg。最軽量は今年5月に単勝156.2倍の伏兵評価で1勝クラスを勝ち上がった
タガノフィナーレ(牝3、栗東・
中村直也厩舎)の51.0kgで、5kgの斤量差が開いた。
2018年の2着馬は後に
菊花賞(GI)制覇や
天皇賞・春(GI)連覇を達成する
フィエールマン、一昨年は後に
ドバイターフ(G1)を制する
パンサラッサが2着と、成長過程ゆえに後の名馬が後塵を拝する機会の多いレースでもある。出走各馬の『現時点でのパフォーマンス』の見極めがポイントとなるだろう。
【過去10年で3着内に入線した1番人気馬】
2018年
フィエールマン(2着)
2016年
ゼーヴィント(1着)
2015年
アンビシャス(1着)
2014年
クラリティシチー(2着)
2012年
ヤマニンファラオ(2着)
【過去10年内における伏兵馬の好走例】
2021年
ワールドリバイバル(2着・11人気)
2020年
バビット(1着・8人気)
2019年
マイネルサーパス(2着・9人気)
2018年
キボウノダイチ(3着・9人気)
2017年
ウインガナドル(2着・8人気)
2017年
ロードリベラル(3着・9人気)
2016年
ダイワドレッサー(2着・9人気)
2015年
マルターズアポジー(3着・12人気)
2013年
ケイアイチョウサン(1着・8人気)
2013年
カシノピカチュウ(2着・14人気)
2012年
オペラダンシング(3着・16人気)