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ラジオNIKKEI賞・G3」(7月3日、福島)
例年、一筋縄ではいかない3歳限定のハンデ重賞。22年も傑出馬不在で混戦ムードが漂っている。そんな中で注目したいのが、1勝クラスを勝ち上がったばかりの
ゴーゴーユタカ。今回が重賞初挑戦と実績面では見劣るものの、正攻法で制した前走が高い能力を示す走り。イケイケ感満点の名前通り、勢いに乗ってタイトル獲得を目指す。
デビューから2、1、2、1着と堅実な走りを見せている
ゴーゴーユタカ。まだ1勝クラスを勝ち上がったばかりで、重賞も今回が初挑戦と実績面では見劣るものの、武井師は「重賞でも楽しみにしてますよ」と、タイトル奪取をにらんでいる。
1勝クラスVの前走は中山のマイル戦。道中は好位でスムーズに折り合うと、4角手前から進出を開始。直線で一気にはじけ、最後は後続を2馬身半突き放しての完勝劇だった。着実な成長ぶりを示す勝ちっぷりに、指揮官は「すごくいい勝ち方をしてくれました」と満足そうに話した。
今回は3カ月休養を取っての復帰戦。美浦Wでの1週前追い切りではケイコ駆けするパートナーに後れを取ったが、軽快なフットワークで6F81秒5-11秒5の好時計をマークした。「動きは良かったですよ。大外を回って、時計も出ていましたからね。体に幅が出て
パワーアップしている。順調に成長しています」と、さらなる進化に目を細めた。
過去4戦全てが中山千六とあって、福島千八への舞台変わりは気になるところだが、「競馬が上手なので、小回りコースにも対応できると思います」と問題なしを強調した。前走Vの勢いそのままに、実績上位馬撃破へ-。行け行け、GOGO!だ。
提供:デイリースポーツ