2020年に
東海Sを勝ち、2021年の
フェブラリーSでは5着という実績がある
エアアルマス(栗東・
池添学厩舎)。次走は
プロキオンS(7月10日・小倉ダート1700m)の出走を予定しており、今朝29日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWで
松山弘平騎手が騎乗。かなり早いタイミングで入場したので、周囲には馬も少ない。そんなこともあってか、気分よく1、2コーナーを流していき、向正面に入って、6F標識を過ぎる時には15秒のラップを切っていく。
ただ、さほどスピード感があるという感じではなく、いい意味で捉えると落ち着いた走り。3コーナーから4コーナーに向かって、加速していく準備が整うと、最後の直線に向く頃にはスピードアップしそうな態勢。
最後の直線はジョッキーが軽く手綱を動かす程度だったが、きっちりとスピードに乗っていた。時計は6F79.6〜5F64.8〜4F50.8〜3F36.2〜2F22.7〜1F11.2秒。久しぶりの実戦でもきっちり動ける状態にはある。
(取材・文:井内利彰)