2002年の
きさらぎ賞(GIII)、2006年の
小倉大賞典(GIII)を制した
メジロマイヤーが7月4日に死亡したことがわかった。同日、
ジャパン・スタッドブック・インターナショナルが発表した。
メジロマイヤーは、
父サクラバクシンオー、母は
JRA3勝の
メジロエルナス、母の
父サッカーボーイという血統。
2001年9月に阪神競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。4走目に未勝利戦を勝ち上がり、翌2002年の白梅賞(500万下)を逃げ切り勝ち。続く
きさらぎ賞で重賞に初挑戦し、3連勝で重賞初制覇を飾った。古馬となって降級後、2004年に
道頓堀S(1600万下)、
オーストラリアT(OP)を連勝。同年の
安田記念(GI)出走後、長期休養に入った。
2005年12月に長期休養から復帰。翌2006年2月、
川田将雅騎手との初コンビで
小倉大賞典に臨み、単勝11番人気の伏兵評価を覆す逃げ切り勝ちで2つ目の重賞勝ちを飾った。川田騎手にとっては自身の重賞初勝利。約4年ぶりの重賞制覇は、
JRAにおける当時の重賞最長間隔勝利記録だった。通算成績は32戦6勝。