鳴尾記念3着の後、
宝塚記念に登録するも出走が叶わなかった
サンレイポケット(栗東・
高橋義忠厩舎)。その後は
函館記念(7月17日・函館芝2000m)に出走目標を切り替えて、栗東で調整。今朝6日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
CWでの併せ馬だったが、相手は新馬。これに先行する形で、ブリンカーを着用。6F標識から3F続けて16秒台のラップを踏んでいたように、かなり遅いラップでの追い切り。4コーナーでもあまりラップが速くならなかった割には、最後の直線に向いたところで追い出すと反応がひと息に見える。
ただ、これはそこまでがあまりに遅いラップだったからすぐに加速できなかっただけに、追い出されるとさすがに豪快な伸び。もちろんゴールを過ぎてからも余裕があったし、ゴール前だけなら迫力十分といった感じだった。
時計は6F86.8〜5F70.2〜4F54.2〜3F37.8〜2F23.3〜1F11.5秒。時計は遅くなったが、ためた脚をしっかりと使うという動きを見せており、これが来週の追い切りへどのように繋がっていくのか注目したいところ。
(取材・文:井内利彰)