「プロキオンS・G3」(10日、小倉)
2カ月半ぶりの実戦に臨む
ラーゴムは、栗東CWで
バーデンヴァイラー(4歳オープン)と併せ馬。3馬身ほど先行して、ラスト1Fから追い比べ。団野が軽く合図を送ると栗毛の馬体がグンと沈み、もう一段ギアが上がった。2頭の手応えの違いは一目瞭然。余力十分に半馬身突き放した。
6F81秒9-36秒2-11秒3に、斉藤崇師は「良かったですね。後ろから来られても自分からハミを取って走っていたし、並ばれてからも負けないように頑張っていました」と内容に合格点。このひと追いで戦闘態勢は整った。
前走の吾妻小
富士Sを快勝。ダート転向後2戦目で輝きを取り戻した。「
パワーはすごいですからね。メンバーは強くなりますが、この馬の能力を出せれば遜色ないレースができると思います」とトレーナー。芝・ダート重賞制覇を果たして、再びG1の高みを目指す。
提供:デイリースポーツ