◆巻き返しを図る
サトノクローク(7日・赤木)
先週の新馬戦(小倉芝1800m)で4着に敗れた
サトノクローク(牡2歳、栗東・橋口)は、中2週で同じ舞台の2歳未勝利戦(23日・小倉)へ。「2戦目で集中して走ってくれれば」と甲斐助手。
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シャザーンが栗東CWで3頭併せ(7日・浜口)
21年セレクトセールで2億4200万円の値がついた
シャザーン(牡2歳、栗東・友道、父
ロードカナロア、
母クイーンズリング)の調教ピッチが上がってきた。この日は栗東CWで3頭併せを行い、6F82秒2-11秒6(馬なり)を記録。3歳馬2頭を相手にしながらも終始楽な手応えで運び、最後は手綱を押さえる余裕もあった。重心が沈み、全身を大きく使える柔軟性は走る馬の特長。16年の
エリザベス女王杯を制した母の血をしっかりと受け継いでいる印象で、これは要注目の一頭だろう。
◆平たん小回り向きの
メイショウコギク(7日・城谷)
ゲートからほぼ同時にスタートした僚馬をスッと1馬身ほど引き離し、その差を終始キープし続ける豊かなスピードを見せた
メイショウコギク(牝2歳、栗東・南井、父
サトノクラウン、
母メイショウミソラ)。騎乗していた和田竜が無理するシーンもなく12秒6-12秒3と速いラップをマーク。いかにも小回り平たんでスピードを生かすタイプで、小倉にはもってこいだろう。
◆素質高い
スナイチゴールド(7日・玉川)
15年の
チューリップ賞を制した
ココロノアイを母に持つ
スナイチゴールド(牡2歳、美浦・加藤和、父
デクラレーションオブウォー)が土曜福島5Rの新馬戦(芝1800m)でデビュー。厩舎スタッフと話すと、「将来的にはダートかもしれないが、素質があるのは確か。楽しみ」と語っていた。藤田菜騎乗で斤量面の恩恵もあるので、要注目の一頭だ。
◆師の期待も大きい
エースオブスペーズ(7日・堀尾)
土曜函館5Rの新馬戦(芝1200m)でデビューする
エースオブスペーズ(牡2歳、栗東・池添兼、父
ヤマカツエース、
母ベルモントピノコ)。「きのうの追い切り時計は遅過ぎないか? オレが取った時計と全然違うぞ。ラスト1Fは間違いなく12秒台だな。エースの子だから頑張ってほしいよ」と師は手応え十分。父も管理していただけに、師にとっては思い入れのある血統。初戦からの活躍を期待していた。攻め時計以上の評価が必要だろう。
◆進境を見せる
マイグッドネスの2020(7日・石渡)
JBCスプリントを勝った
ダノンレジェンドや、
安田記念を勝った
ダノンキングリーを兄に持つ
マイグッドネスの2020(牝2歳、美浦・尾関、
父ハーツクライ)が本日、美浦坂路で4F52秒7-37秒9-12秒7をマーク。併せた3歳馬を手応えで圧倒し、ラストまで確かな脚勢でフィニッシュ。これが4本目の時計だが、追うごとに進境を見せている。今後の動向に注目したい。
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提供:デイリースポーツ