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【POG】師にとって思い入れある血統 エースオブスペーズがデビュー/馬三郎のつぶやき

デイリースポーツ
  • 2022年07月07日(木) 17時56分
◆巻き返しを図るサトノクローク(7日・赤木)

 先週の新馬戦(小倉芝1800m)で4着に敗れたサトノクローク(牡2歳、栗東・橋口)は、中2週で同じ舞台の2歳未勝利戦(23日・小倉)へ。「2戦目で集中して走ってくれれば」と甲斐助手。

シャザーンが栗東CWで3頭併せ(7日・浜口)

 21年セレクトセールで2億4200万円の値がついたシャザーン(牡2歳、栗東・友道、父ロードカナロア母クイーンズリング)の調教ピッチが上がってきた。この日は栗東CWで3頭併せを行い、6F82秒2-11秒6(馬なり)を記録。3歳馬2頭を相手にしながらも終始楽な手応えで運び、最後は手綱を押さえる余裕もあった。重心が沈み、全身を大きく使える柔軟性は走る馬の特長。16年のエリザベス女王杯を制した母の血をしっかりと受け継いでいる印象で、これは要注目の一頭だろう。

◆平たん小回り向きのメイショウコギク(7日・城谷)

 ゲートからほぼ同時にスタートした僚馬をスッと1馬身ほど引き離し、その差を終始キープし続ける豊かなスピードを見せたメイショウコギク(牝2歳、栗東・南井、父サトノクラウン母メイショウミソラ)。騎乗していた和田竜が無理するシーンもなく12秒6-12秒3と速いラップをマーク。いかにも小回り平たんでスピードを生かすタイプで、小倉にはもってこいだろう。

◆素質高いスナイチゴールド(7日・玉川)

 15年のチューリップ賞を制したココロノアイを母に持つスナイチゴールド(牡2歳、美浦・加藤和、父デクラレーションオブウォー)が土曜福島5Rの新馬戦(芝1800m)でデビュー。厩舎スタッフと話すと、「将来的にはダートかもしれないが、素質があるのは確か。楽しみ」と語っていた。藤田菜騎乗で斤量面の恩恵もあるので、要注目の一頭だ。

◆師の期待も大きいエースオブスペーズ(7日・堀尾)

 土曜函館5Rの新馬戦(芝1200m)でデビューするエースオブスペーズ(牡2歳、栗東・池添兼、父ヤマカツエース母ベルモントピノコ)。「きのうの追い切り時計は遅過ぎないか? オレが取った時計と全然違うぞ。ラスト1Fは間違いなく12秒台だな。エースの子だから頑張ってほしいよ」と師は手応え十分。父も管理していただけに、師にとっては思い入れのある血統。初戦からの活躍を期待していた。攻め時計以上の評価が必要だろう。

◆進境を見せるマイグッドネスの2020(7日・石渡)

 JBCスプリントを勝ったダノンレジェンドや、安田記念を勝ったダノンキングリーを兄に持つマイグッドネスの2020(牝2歳、美浦・尾関、父ハーツクライ)が本日、美浦坂路で4F52秒7-37秒9-12秒7をマーク。併せた3歳馬を手応えで圧倒し、ラストまで確かな脚勢でフィニッシュ。これが4本目の時計だが、追うごとに進境を見せている。今後の動向に注目したい。

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提供:デイリースポーツ

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