「新馬戦」(10日、小倉)
キタサンブラック産駒の期待馬
ラヴェル(牝、栗東・矢作)が10日小倉5R(芝1800メートル)にスタンバイ。叔母にBCディスタフ覇者の
マルシュロレーヌ、半姉に今春の牝馬クラシック戦線を盛り上げた
ナミュールがいる良血馬だ。
1週前には栗東CWで6F78秒9の好タイムをマーク。担当の福岡助手は「走っていて、“こうなってほしいな”というところがない。乗り味が良くて柔らかいし、2歳のこの時期の馬ではなかなかいない」と欠点のなさに舌を巻く。
入厩当初はゲート試験に手こずったが、「その間にコースでしっかり(馬を)つくれたし、へこたれなかった。
テンションが上がらず、逆にいい方向に向いた」と、その分成長につながった。偉大な近親馬の背中を追い掛け、まずは初戦Vを狙う。
提供:デイリースポーツ