「
函館記念・G3」(17日、函館)
夏の函館を締めくくる中距離ハンデ重賞。7歳でも元気な
サンレイポケットが中心になる。昨年の
天皇賞・秋、
ジャパンCで連続4着は、今回のメンバーで抜けた実績だ。出走を目指していた
宝塚記念は除外となったが、1週前追い切りは栗東CWで6F86秒8-37秒8-11秒5を計時。初めてブリンカーをつけて反応が良化した。21年
新潟大賞典以来の重賞2勝目を狙う。
目黒記念2着の
マイネルウィルトスも有力候補。2日に放牧先から函館入りしており、大村助手は「フレッシュで元気いっぱい。もともと小回りは得意だし、対応できると思う」と舞台を歓迎する。
スカーフェイスは
大阪杯6着からの臨戦。竹之下助手は「いい状態。先生の全10場重賞制覇が懸かっているので、血眼で勝ちに行きたい」と力を込める。来年2月で定年引退を迎える橋田師の快挙達成なるかにも注目だ。
前哨戦の
巴賞組は、復調ムードを示した3着
サトノクロニクル、ブリンカーを着用してくる4着
ウインイクシードが面白い。他でも、函館で2戦2勝の
アラタや
宝塚記念10着から参戦してくる
ギベオンなど、伏兵陣も多彩。力量差は少なく、ハンデ次第でどの馬にもチャンスがありそうな混戦ムードだ。
提供:デイリースポーツ