JRAで行われる2歳世代最初の重賞。12年から函館開催の期間が短くなったことで極端に時計が掛かることはなくなり、ここ4年連続で1分10秒0を切る勝ち時計で決着している。
1.前走4角4番手以下の馬は割り引き
過去10回で、前走4角4番手以下だった馬は1頭しか馬券に絡んでおらず複勝率は4.5%。新馬・未勝利戦を前々で立ち回れなかった馬がここで通用することはほとんどない。
2.前走控えたかどうか
とは言え、前走逃げてていた馬の好走率が特に高いというわけではない。過去10回、前走で4角1番手だった馬は複勝率17.2%なのに対し、2〜3番手だった馬は複勝率27.3%で控える立ち回りを経験してきた馬の方が活躍傾向にある。
3.馬格のある馬に注目
過去10回の成績に関して、馬体重別の連対率を見てみると、419kg以下は0%、420〜439kgは12.9%、440〜459kgは5.6%、460〜479kgは19.6%、480〜499kgは20.0%、500kg以上は12.5%。どちらかと言えば、馬格がある馬の方が優勢。
ゴキゲンサンに期待したい。新馬戦は勝ち時計こそ平凡だが、ゴール前で2着馬が迫るともう一伸びする好内容だった。その後の調教を見るに好状態がキープされており、2戦目も走ってきそうだ。